Eibach low down coil & Bilstein shock absorber
Reporter:Jorry
オフ会に行く度に「Jorryさんの車は車高低いね〜。」と言われ続けて
早2年…。人一倍走行距離だけは稼いでいる(01.7.31現在 54,000km)
私のCAMAROちゃんは足回りは実は全くのどノーマル。経年劣化、
及びエアロとスーパーウィングの重みに耐え兼ねた、単なる根性なし
へたれローダウン仕様でした。

見た目には、黙ってさえいりゃあバレやしない根性なしローダウンは
コーナーを攻めりゃあ、右〜左〜と体感片輪走行レベルのロールがあり、
急ブレーキ踏みゃあ、体感エンピツを持つ角度くらいのノーズダイブ、
高速道路にバンプがありゃあ、体感トランポリン状態のリアの上下動、
縁石に乗り上げる時にゃあ、体感接岸直前のフェリーのような横ゆれ、
まさにスポーツカーのくせに「サルーンカー」の乗り味で、後ろから
追走する渚号に「相変わらずクラウンみたいな走りしてるねぇ」とか
言われてくやしいのなんの。く〜。

周りを走るS13や180ならまだしも、どうみても純正のプリメーラ
なんかが何の乱れもなく曲がり、止まるのを見てはため息の出るつらい
毎日でございました。よよよよよ…。

そんなつらい日々に別れを告げるべく、周りの人の様々な意見を総合、
半年に渡り熟慮に熟慮を重ねた結果、下記のパーツをGET!

@Eibach CAMARO V6用 low down coil 出展:Yahoo! オークション
ABilstein CAMARO用 Shock Absorber 出展:オート○ックス相△原店

…熟慮を重ねた割にはちょーーーー定番。値段は両方合せて10万切る
くらいとだけ申しておきます。ともに情報は、世界安物買い選手権に
出ればおそらく神奈川中央予選大会準優勝レベルの「TAIさん」から
頂きました。おかげで安く仕入れることができました。感謝です。

さて、お店につけてもらうのは確実・速い・楽という利点がありますが、
私もいい加減足回りの仕組みくらい理解しないと、車のマニアック集団
であるC.O.Netメンバーとして資格なしとして破門されかねませんので、
思い切って自分でつけてみることに。

しかし、工具がない・知識がない・根性がない と3拍子そろった私では
つまり誰かの助けを借りないとそんなだいそれたことはできないわけで、
とは言え「渚さん」はホモ疑惑をかけられた仲であり扱いが難しく(嘘)、
また「TAIさん」に登場頂くことに。さらにリフトや工具については
ご存知「オサさん」所有の有形固定資産償却率○○%簿価○○○万円的
高額機械であるリフト、及び工具をお借りすることに。大感謝です。

ブツを持ってボルケーノに出向きますと、子供は両親に預けて来ちゃって
今日は2人でるんるんデートなの的おしどり夫婦の「tenさん夫妻」が!
「あれ、今日はどうしたんですか〜?」「あぁ〜Jorryさん、いやぁ〜
ちょっと広告見て遊びに来てみただけなんですよ〜。」おぉ〜、これは
人足的にはVery Good Timing!!とはその時は思いませんでしたが…。

翌日のSuper American Festivalに向けてウォーターポンプ修理中のオサ
さんを待って、19:00いよいよJorry号がリフトに乗っかります。
「オサさ〜ん、これどうやって上げるんですか?」「レバーを前〜!」
がこん、がこん、がこん「おいおい、がっこんがっこん上げんなよ〜!!
車がゆれたらはずれてどっか〜んで落っこっちまうだろ〜!!」ひい〜
ごめんなさいい〜。先に言って下さいよおおおお〜。

まずは比較的交換が楽と言われるリアから。フードを開けて、左右の
カバーをはずし、ガソリンタンク上のカーペットを引っぺがします。
すると、ちょうど可倒式シートの留め金の前あたりに、おっぱいパッド
みたいなスポンジに包まれてリアショックのエンドが顔を出しています。
TAIさんの話によると、コンバチの場合、このエンドの顔を出す作業が
Super大変とのことです。
「このネジとればいいんですね〜?」キコキコキコ…「あ!Jorryさん
待って下さい。下からデフを支えないとぼかんって落ちますよ!!」
えっ?!tenさん、そうだったんですか…。私の方がCAMARO歴は
長いのにああ長いのに…。見かねたtenさん、TAIさんリフトアップして
ぶらーんと垂れ下がったデフ、及び左右に伸びたリジッド部分を下から
3つのフロアジャッキで支える作業に。「TAIさんこんなもんでいい
ですか〜?」「もーちょい上〜。はいOK!」…完全に出る幕なしです。
構造をよく考えてみれば当たり前のことなのに。バカーJorryのバカー!

リアのショックはおっぱいパッドの下と、ロアアームに固定されている
だけなので、デフの高さを調整しながら簡単にはずせました。ただ、
おっぱいパッド(しつこい)側のネジをはずす時はショックから出ている棒
も一緒に回ってしまうので、インパクトがないと永久にネジ回し作業を
続けることになります。これもtenさんに教えて頂きました。tenさんが大変
車の構造に詳しいことがここらあたりから判明し、TAIさんすっかりやる気
モードが失せ「俺ビール買って来るわ!!」tenさん…すいません。偶然
遊びに来ただけなのにこんなことになってしまって…。まぁいいか。

リアはショックとバネが別々についているので、ロアアームが下がった
ところでバネはスプリングコンプレッサーなしでも簡単にはずれます。
「あ、Jorryさん、はずす時に、どう付いていたかよく見ておいた方が
いいですよ〜。」「は、はい!わかりました!ありがとうございます!」
もうすっかり頼り切ってます。TAIさんとオサさんはテーブル広げて、
ビール片手にtenさん奥さんとピクニック状態で楽しそうに談笑してます。
うーむ、予定してた絵とはだいぶ違うなぁ…。

取り付けも、デフの高さを調整しながら簡単にできました。なんだー
意外と楽に終わりそうじゃん、等と思っていたのもつかの間、フロント
を交換するには、エンジンルームのタイヤハウスの上にある左右4つずつ
のネジを取っ払って、ダブルウィッシュボーンのアッパーアームをはずさ
なければならないのです。おまけに私の車はストラットタワーバーなんぞ
つけているのでそれもはずさないといけない、また、運転席側のネジは
マスターシリンダーが邪魔でそのままでははずせないのでそれもはずさ
ないといけません。さらにおまけに運転席側のネジが2本、GM特製の
トルクスになっているという…。またまたおまけに、サスの地面側を固定
しているネジをはずすのに、スウェイバーを止めてるネジもはずすという。
こりゃーオート○ックスが工賃高くとるわけだー。ひ〜、めんどくせー。

一休みして出前の晩飯(豚肉細切り丼おごらせて頂きました…。安くて
すいません…。)を食って、まだビール飲みたそうなTAIさんを尻目に、
「よーしやりますか!」と気合を入れて作業に取り掛かります。まずは
タワーバーのとりはずしから。続いてマスターシリンダーを固定してる
ネジをはずします。はずれたところで、ブレーキパイプが折れないように
マスターシリンダーがネジと干渉しないところまでずらします。これは
神経使いました。ブレーキパイプが折れたりしたら当分の間CAMARO
生活とおさらばになってしまいます。またこれがいい具合にしなるんです。
ひ〜、お願い!耐えて!折れないでくれぇぇ〜…!!がっこん。ふー…、
みたいな感じ。

そして、アッパーアームを固定しているネジをはずし、スウェイバーのネジ
を外し、ショックの地面側をブレーキホースに干渉しないようにずらして、
コイルと一体になっているショックをはずします。ローターとキャリパーが
意外に重く、またうかうかしてるとブレーキホースが伸び切ってしまうので
これまた神経&体力を使います。運転席側をオサさんtenさん、助手席側
をビールに飽きたTAIさんと私とではずします。あー疲れた。しかしすっかり
泥だらけになっている私と対比して、tenさんの服は全く汚れていません。
こんなところでも手際の良さの差が…。

さてはずしたらはずしたで、純正のコイル止め円盤と、アッパーアーム側の
留め金部分はそのまま流用するので、これをばらさないといけません。
留め金部分とショックを固定しているネジをはずすのですが、当たり前の
ことですが、そのままはずすとバネの力で「ずがーん!!」と吹っ飛んで
しまいますので、ここでスプリングコンプレッサーの出番です。1本のサス
に4本のコンプレッサーを使ってギリギリ縮めます。これはインパクトが
ないととても面倒だと思います。

ばらしたところで、コイル止め円盤をビルのショックにはめ込み、バネを
乗せて、またスプリングコンプレッサーでバネを縮めて、留め金をつけます。
これをつける時に、うまく実際に取り付ける位置に併せて向きを調節しながら
つけるので、また神経を使います。おまけにバネが固く、ウレタンハンマーで
ガンガンぶっ叩きながらの作業になり、絵的にはさながら鍛冶屋さんのようです。
自動車整備って体力勝負なのね。これを一日何台もやるオート○ックスの店員
ってエライ!!あなた達はホントーにエライ!!でも値切るけど。

そして組みあがったサスユニットを車体に取り付けます。tenさんチームの運転席
側は1発でOKでしたが、TAI&Jorryチームは留め金の向きを逆にして組んで
しまい、苦労しました…。TAIさん「何で入んねーのこれ?!Jorryさん、もう
ちょい右、右!!回んない?!何で?!」tenさん「あ〜これ、もしかして向きが
逆じゃないですか〜?」…。半分酔ったTAIさんと、体力の限界に達した私に比べ、
tenさんの冷静なこと…。ホントに助かりました。

そんなこんなでどうにか取り付けも終わり「終わった〜!!ビール、ビール!」
「いや、やっぱり最後にプロの目で見てもらった方がいいと思いますよ〜。」
うーん、tenさんやっぱりそうですか。すいません、オサさん見てもらっていい
ですか〜?オサさんが真剣な目つきで各部をチェックしてくれました。どきどき…
大丈夫かな。「ほらこれタワーバーしまってねえじゃんよ〜。」ずがーん…。
「やっぱり見てもらって良かったですね〜。」はい、ここは私が担当した所で
ございます。あぁ情けなや…。

というわけで、19:00に始まった作業はメシの時間をはさんで0:00分
どうにか無事終了ー。その後、アメフェスでFISCOに行ったり、地元を
ぐるぐる回ってみたりして得たインプレッションは下記の通りです。

・ロール、しない。しない。まるで「回れ右」のように曲がります。タイヤの
 接地感がより一層上がります。
・普通に街乗りしてても飛ばしてても、ブレーキを踏んで停まった後の「んが」
 がない!!「すーーーーっ、かっ!!」と止まります。ディーラー等のショー
 ウィンドーを横目に見ながら止まる姿をチェックしては自画自賛してます。
 また、発進する時も、純正の時はフロントが上をむいて加速する感じだった
 のが、そのまま前に出ていく感じになりました。
・絶妙、かつ微妙なローダウン。純正だった頃はSuper Wingの重みからか、
 若干リアが下がり気味に見えたのですが、今はサイドステップが見事に地面と
 並行になりました。前から見ると「刺すぞ〜」みたいな印象です。かといって
 ぺったぺたでないので、ベロ擦りも予想以上にありません。エアロ、マフラー
 まず擦りません。駐車場の輪止めも問題なし、路駐してドアを開けても縁石に
 干渉するようなこともありません。すばらしすぎる。

コピーライター風に表現するならば、

             − その足、体育会系 −

みたいな感じでしょうか。

以上です。最後にお世話になったオサさん、TAIさん(ただのヨッパライ扱いに
してしまいましたが、実はいっぱい手伝ってくれました)、ten夫妻さん、どうも
ありがとうございました。
 
 
さー取り付けしましょうか!
タンク上のマットをはがしたところ
tenさん「あ、Jorryさんそれ違いますよ〜」
インパクトって結構重いっすね...
リアがはずれたぜ!
リアの取り付け
リアブッシュ部分アップ
ふいーついた。次はフロントか...
マスターシリンダーをはずす
こえ〜ブレーキパイプ折れそう
俺は鍛冶屋か?!
入れこのやろ〜

フロント1コ組めました〜(でも実は向きが逆)
終わりました。ピース
ほらここしまってねえじゃんよ〜
ローダウン後の姿
ローダウン後の姿(フロント)
ローダウン後の姿(リア)



[Return]