アッパーアーム&パンハードロッド
「ロの字」Tune By Volcano
Reporter:Jorry
 CAMAROの足回り強化として大部分の人が手を入れる部分に、リアサスを支えている
アッパーアームパンハードロットの交換があります。
 
 CAMAROのリアサスは、リジッドサスといって、ダンプカーとほぼ同じ、昨今の
スポーツカーにあるまじき構造をしています。デファレンシャルギアを通して左右のタイヤが
1本の棒でつながっているのです。つまりリアタイヤは左右独立して動くのでなく、左が持ち
上がれば右が下がるという状態になるわけですね。
 
 それをシャシーに固定しているのがアッパーアームとパンハードロッドなのですが、純正
のままだとこれがどう見ても剛性のなさそうな、鉄板を折り曲げて棒にしたようなものなの
です。棒の断面が「コの字」なのです。ある人によれば「人の力でねじれる」くらい
ヤワなものらしいです。
 
 これによりCAMAROは、リアサスを実際に支えているコイルとショックの動き以外に、不快
なヨーイングを伴って走る機会が多くなります。特に高速コーナーで段差があった時など
(首都高の継ぎ目等)に、リアがバタつくような動きをするのを体感することになります。乗り
心地は悪いし慣れないと怖くてスピードが出せず、首都高で気分よく右車線を走っていたが
カーブで国産セダンにイン抜きをカマされるという屈辱的な状況を生む元になります。
 
 これを、「コの字」の空いてる方をふさいで「ロの字」にしてしまおうというのが、Volcanoの
Tune(通称” おさ Tune ”)です。要は「コの字」の空いてる方に板を溶接してふさいで
しまい、ねじれ剛性をアップしようというものです。
 
 単純なようですが、やってみるとこれが大違い。コピーライター風に明言するとすれば
 
         −− 走りのベクトルが見える−−
 
 です。
 
具体的なインプレッションは下記の通りです。
(47,000km走行したヘタレ純正コイル&ショックの98V6SCによるインプレッションです。)
 
1.高速コーナーで段差または凹凸を越える時に、片手運転でも大丈夫。こわくない。
2.リアタイヤの接地感が確実にあがる。それまでエンジンルームの辺りを中心にしてコーナ
  リングしていた感じだったのが、デフの辺りを支点にしてコーナリングしているフィールが
  得られる。(おお!CAMAROはやっぱりFRだったのか!)リアの外側のタイヤ
  の踏ん張り具合がよくわかり、安心して踏み込める。車が向きたい方向にすいすい向き、
  頭の中のベクトルに車がついてくる気がする。
  ※このインプレッションは一部ASANOさんの受け売りです。ASANO号はビルのショックも
   入っており、素晴らしい乗り味です。(本人曰く「楽々反復横飛び仕様」だそう。)
3.直進安定性がますます向上し、高速走行中の安心感がかなり上がる。
4.マンホールのフタを踏んで通過する時の音が「べこぼん」だったのが、「ことこん
  になり、心地よくなる。(これはもしかしたらフタの材質によるだけなのかも・・・。)
5.ハンドル切ってアクセルONして、以前ならリアタイヤが滑っていたのが滑らずにグリップ
  して曲がるようになった気がする。
 
 まあ、たいした走りの知識もない私の感想ですので、話半分くらいに読んで下さい。
 ただし、既に関東支部では何人かの人が同じ改造をしていますが、だいたい上記のような
感想を述べていますね。
 
 ただ、純正のコイル・ショックのヘタレ具合が大変よくわかるようになり、とてつも無く換えたく
なってしまうデメリットがあります(笑)。どーしよーかな…。
   ̄

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